国際労働機関(ILO)との契約締結について

敦賀一平は、国際労働機関(International Labour Organization: ILO)と契約締結しましたので、その旨お知らせいたします。

契約期間は2016年4月初旬から1年間となります。ジュネーブ本部、社会的保護局(Social Protection Department)で開発途上国の社会保障制度設計に研究と事業の両面から携わることとなります。

ILOは2016年から21ヶ国の社会保障政策・制度設計の技術協力を展開します。私の役割は、貧困・経済・社会政策分析と各国の制度設計に関する技術協力案件のオペレーション担当となる予定です。貧困層の社会保障プログラムへのアクセス向上が主な狙いで、この中には医療保険、年金、生活保護、セーフティネット等、あらゆる社会政策が所掌に含まれます。また、この分野は、日本が展開しているユニバーサルヘルスカバレッジ、母子保健、教育支援など、幅広い分野と関連する事業となります。

今後、中所得者層が増え貧困に舞い戻らないためのセーフティネットとして社会保障分野の専門家・研究者は今後必要とされる時代が来ます。数少ない日本人専門家として、貢献していきたい所存です。

今回の合意に至るまでご尽力いただきました皆様へは、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

今後とも、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。

2016年3月 吉日
敦 賀 一 平

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