北海道の釣り人とヒグマと自治体の責任
熊出没注意情報を行政と共有し、出没したら禁止すべきだ、というのは専門家の助言としてはお粗末ですね。北海道で釣りをする者として感じるのは、自治体毎に熊情報の収集共有に関する足並みは揃っていないし、提供しても被害が出るまで動かない感覚があるので提供しない。
行政が熊出没で釣り制限するより、熊出没の際は行政が駆けつけて追い返すなり、安全に釣りができる環境を作る手助けをしてほしい。まあ、北海道の自治体は少数の利権を優先して河川工事をやり続けているので、釣りを資源とは捉えていないだとうけれど。
北海道の釣り人の事故が続く。幕別より下流の十勝川だと、川幅は100メートルを超え、水深も水流も人間の手に負えない世界。時期的にアメマスをフライやルアーで狙っていて根掛かりしたのだろうか。十勝川本流の魅力と怖さは隣り合わせで、仲間を失った気持ちです。