途上国ブログを産休・育休中の開発援助のプロに書いてほしい

「産休・育休中にキャリアに取り残されることが怖い」

JICAに勤めていたころ、同僚の何人かにママさん・パパさんになる人がいた。そして、産休・育休に入って数ヶ月したころ、こんな話を本人から聞くことができた。逆に、「忙しすぎて仕事のことなんて考えられない」という人も多く、親や配偶者のサポートがどの程度得られるかによるのだと思う。

しかし、同期が開発途上国で活躍する姿を数ヶ月から一年、遠いところで眺めているのは「焦る」と感じる人も多いようだ。

独身、子供なしの私としては、働くママさん・パパさんたちの事情や苦労なんて10分の1もわかっていないかもしれないけれど、何ができるか考えてみた。

一日15分、グーグルニュースで最新ニュース記事を追う

最新のニュースを追うことは割と容易に始められることかもしれない。私も最近始めたのだが、今のところ1ヶ月以上は続いている。Google Newsで、お気に入りの国やキーワードを検索する。検索結果が表示されたら、「検索ツール」から時間指定を行う。私はここで、「24時間以内」に公開された記事を表示させるオプションを選んでいる。

以下の例では、PovertyとAfricaというキーワードで24時間いないに公開された全世界のニュース記事を表示させている。インドネシアの教育が好きな人であれば、Indonesia Educationといった感じだ。そして、検索結果が表示されたページをお気に入りに登録しておく。

私は昼食後の15分間、私は登録ページを開いて、コーヒーを飲みながら、検索結果を眺めるのを日課としている。

ニュース記事を読んだら、数行でメモとして残す

私の場合、ただ読むだけだと、なかなかモチベーションが上がらないと感じた。そこで、読んだ記事はポイントだけ数行でMicrosoft Wordにメモすることとした。記事に対する所感も加えるとなおよい。

「メモを手元に置いておくだけではもったいない。The Povertistで公開しよう。」そう思って始めたのが、新企画「開発途上国に関するニュース」。

私は、アジアとアフリカの貧困問題と社会保障に関するニュースをフォローしているが、他の方はカンボジアや南スーダンに特化して開発全般をフォローしている。

自分の関心分野のニュースを読み、数行であっても発信することを念頭に置いておくと、驚くほど日課として続けるモチベーションとなる。そして、自分の専門としている国や分野の事情を常にアップデートできるので、キャリアに穴が開くという感覚に襲われずに済むのではないだろうか。

また、需要の観点から補足すると、日本語で読むことができる途上国のニュース記事は極めて少ない。日本語で要約してコメントをつけて発信することで、その分野の日本の第一人者ともなることができる。

ママさん・パパさんからのご連絡お待ちしています。

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