ジョグジャカルタの朝、現地の食事と文化

朝8時、ジョグジャカルタ。遠くに山が見える。出勤時間で、バイクの量が多い。ホテルでバイキングの食事に飽きたので、外で食べようと出てきた。

交差点を渡る。車はほとんど止まってくれないので、手で合図しながら横断歩道を渡る。ジャカルタと比べると、ジョグジャカルタの朝は早い印象だ。カフェなどが朝早くから開いている。

ジャカルタではスターバックスしか開いていないが、ジョグジャカルタでは個人商店がカフェを早朝から営業している。

今回の出張はそれほど忙しくないので、朝食を外で取ったりコーヒーを飲みに行ったりできる。今日は最終日で帰るだけなので、余裕がある。普段は詰め詰めの出張が多いが、今回は緩やかな日程だ。

地元の人が食べる朝食店に入った。オレンジのジャケットを着たデリバリーの人も来ている。携帯でオーダーを取り、ここで受け取って配達する仕組みだ。地元の人が注文した朝食を家に届けているのだろう。

メニューは、スープとご飯。スープの中には通常チキンか牛肉を選べるが、ここは牛肉のみのようだ。ご飯とスープを一緒に食べる「チャンプル」と、別々に食べる「ピサ」の2種類の食べ方がある。

値段は、スープとご飯で16,000ルピア(約160円)。日本人の感覚からすると非常に安い。カフェなどで食事をすると1,000円程度はかかる。地元の人が通う美味しい場所を見つけるのも、散歩の醍醐味だ。

料理が届いた。中央ジャワのスタイルで、薄いスープにターメリックが入り、ライムを絞って食べる。牛肉入りで、ご飯と一緒に食べる。だしが効いていて美味しい。化学調味料を使わない、または少量しか使わない店が人気だ。

多くの人は唐辛子ソース(サンバル)を入れて食べるが、私は入れずに食べるのが好きだ。日本人だからかもしれない。

食事を終え、QRコード決済で会計を済ませた。地元の人は食事をし、コーヒーを飲み、タバコを吸い、パソコンを開いて作業を始める人も多い。

街を歩くと、バイクが多い印象を受ける。制限速度は40km/hだが、交通量が多くてそんなに飛ばせない。

コーヒーショップに入り、スマトラ島北部アチェのドリップコーヒーを注文した。22,000ルピア(約220円)と安い。インドネシアには様々なコーヒーがあり、おしゃれなカフェで提供されている。

近くにはローソンやファミリーマートもあるが、商品のラインナップは日本と完全に同じではない。インドネシア向けの商品も多い。

街を歩くと、中央分離帯が目立つ。これはインドネシアの特徴で、Uターンを制限している。都市計画が十分でないため、交通の流れが悪い。

この中央分離帯は、インドネシア人がルールを守らないという前提で設置されているように思える。ルールを守る文化が根付いていないため、物理的な制限を設けている。これはインドネシアの社会制度設計の課題を反映している。

ホテルに戻り、帰る準備を始めた。短い滞在だったが、食事や街歩きを通してインドネアの文化や社会の一端を垣間見ることができた。

www.youtube.com/watch?v=nx8IVRS87jk


※この記事は、AIが筆者の音声ファイルを文字起こし・執筆し、筆者が編集したものです。