法令分析からドキュメンタリー制作まで
今日は朝から在宅勤務をしていた。午前中は、ずっと手が回らなかった労災保険の案件に着手した。インドネシアの労災保険の詳細な制度設計を、最新の法令を読み解くことから始め、まとめのマトリックスを作る作業だ。法務省のウェブサイトで法令を探し、ダウンロードし、それをDeepLで英語に翻訳する。社会保障の最低基準(102号条約)に対して、インドネシアの社会保障制度がどう対応しているかを検証する。
具体的には、労災保険の制度がどの程度国際基準に達していて、どこが国際基準に満たないのかという詳細なレポートを、2020年にいったんドラフトしたものを、2025年の最新の制度設計にアップデートする必要があった。ジュネーブの本部にいる同僚と連携して作業を進める予定だ。私が現場で仕事をしている強みを活かし、最新の法令の状況をまず私の方でまとめ、それをもとに本部の法律専門スタッフに最終確認してもらう。そういう流れで報告書を作成する手筈で、チーム編成を行った。その最初の作業を私がずっと握ったままで、そろそろ手を離さないといけない状況になったため、この作業を今朝行った。
午後はまた別の仕事に取り組んだ。去年、スタッフが別のプロジェクトに移ったタイミングで、新しいスタッフを入れずに自分でできることは増やし、外注できるものはどんどん外注し、AIに任せられるところはAIに任せるという新しい働き方やチーム編成を1月頃から模索してきた。かなりの業務委託契約を進めている。
今日の午後はまた1件、リサーチ関係のアシスタント業務を発注するための指示書を送っていたので、内容と金額が適切かどうかの契約交渉をMS Teamsで行った。相場を大方把握しているので、金額をこちらからオファーし、問題なくスムーズに契約できそうな感触を得た。
内容については、税財源で実施している生活保護事業に関する調査だ。ILO事務所としてこれまであまり関与してこなかったため、情報が乏しいという事情がある。一方、社会保障の最低基準に達しているか検証するためには、社会保険だけでなく、生活保護事業も網羅しなければならない。そのため、この方に生活保護制度の詳細設計をマトリックスにまとめてもらい、それをベースに5-10ページ程度のレポートに仕上げてもらおうと考えた。
夕方にはもう1件電話で打ち合わせをした。今年、ドキュメンタリー作品を制作しようと考えていて、その制作に関する契約交渉と指示書の内容に関する最終確認を業務委託先と行った。年金と少子高齢化について、若い世代がまだそれほど危機感を持っていない状況がこの国にある。一方で年金制度は一晩でできるようなものではなく、何十年もかけて成熟していく制度だ。そのため、仮に最速で今年素晴らしい年金制度をつくったとしても、今の世代が退職する頃に成熟した制度になっているかどうか微妙なところというタイムラインになる。
早くスタートしなければならないのに、若い世代や現役世代はまだ危機感を持っておらず、手遅れになるのではないかという感覚を私は持っている。政府の専門的な知見を持つ人たちも同様の懸念を抱いている。しかし、現役世代にはそうした意識を共有する人が少ないため、世論の支持を得られない事情がある。そこで世論を盛り上げ、理解を深めてもらうことを目的に、若い世代にアプローチできるようなドキュメンタリー映像をソーシャルメディア向けに短編で制作し、最終的に1時間程度の長編も作成する。年金と少子高齢化に関する映像作品になる予定だ。まだ契約は結んでいないので、これから詳細を詰めていくことになるが、良い作品になればと期待している。
このように、自分でリサーチするものもあれば、人に任せて最終的に自分が確認する仕事もあるし、映像作品のような広報の仕事もある。今日一日を振り返るだけでも、私の仕事の一端を紹介できたのではないかと思う。
※この記事は、AIが筆者の音声ファイルを文字起こし・執筆し、筆者が編集したものです。