公務員は仕事を通じて交友関係を築きにくい

働いているとランチ、夕食、お茶、会議後の座談会、週末に仕事仲間とのゴルフ、飲み会などいろいろあります。

公務に携わっていると、これらに誘われる度に行くべきか判断せねばならず、極めて無愛想な対応が増えてしまいます。汚職や賄賂のリスクマネジメントです。

関係者の定義が曖昧なので、基本的に会合に出にくいです。JICAのような組織で開発途上国へ駐在すると、会う人ほぼ全てが潜在的な関係者です。仲良くしていると第三者から揚げ足を取られかねませんから、私のような不器用な人間は飲み会等をパスするわけです。

99%が良心的な誘いなのでしょうが、公務に携わっていると人間関係の距離感が極めて難しくなります。国連も公務ですが、政府で働いていた頃と比べれば気楽です。

ニュースを騒がせているようなあからさまなのは論外ですが、自分に悪意がなくとも既成事実を裏で作られている可能性を予期して飲み会に出ない判断を心がけるなど、結構日常的な人間関係に気を使うのは事実です。

ちなみに、公務員は関係者とゴルフ行くと違法になります。

人事院が一般市民に注意喚起を以下のように促しています。飲み会へ行ったら必ず割り勘にしてあげてください。間違っても奢らないことです。祝儀や菓子折りなども。 と考えながら生きていると結構窮屈なので公務員同士固まることになるのですよね。

敦賀 一平 on Twitter

人事院が一般市民に注意喚起を以下のように促しています。飲み会へ行ったら必ず割り勘にしてあげてください。間違っても奢らないことです。祝儀や菓子折りなども。 と考えながら生きていると結構窮屈なので公務員同士固まることになるのですよね。