仕事の信頼

英語で仕事していると誰々は「プロフェッショナルだ」という話をよく耳にする。噛み砕いて聞いてみると、日本人には当たり前のことが多い。

入館時のセキュリティチェックでX線画面を凝視せず同僚と会話する。パスポートの出入国記録を確認できなくても出国スタンプを押す。明細を示さず大まかな数字で精算させようとする。早番のカフェ店員がカードリーダーの電源を毎回入れ忘れて常連が待つ。仕事を指示通りせずに別の方法で実行し、結局やり直しになる。締め切り期限を毎回数日遅れる。引き継ぎのない急な休暇が多い。予定を自分の都合で変更依頼する。

小さなことの積み重ねが、仕事を依頼する側の信頼感となり、次につながる。