正々堂々と戦って負けることを良しとする日本人

これは真理。

@harimogurauni – 就労ビザの炎上の件を見てると日本人コミュニティって実力や認識不足の同胞に極端に厳しいよね。足を引っ張ってくれるな迷惑だと、あるべき姿から外れると批判の的になる。華僑との集合体としての強さの差はここが大きいと思う。

これも真理。

@mrkamakura – 国連で日本人国連職員の影響力が低いのも同じような連帯ができないからと聞きました

結局日本人は、武士道か何か知らないが、正々堂々と戦おうとするから負ける。」規則で公募しないといけないから」と言われれば「ああ、そうか」と納得してしまうのが日本人。一方、公募を経ず同国人を雇いまくっているマネージャーも多い。

日本人は何かにつけ、「ずるい」ことを嫌う。奇襲攻撃で「ずるい」と批判されることがいけないのではなく、批判されたときに大声で怒鳴り返し、大衆を味方につけつつ正当化できないことがダメなのである。正当化するためのアリバイ作りやルール変更を事後的にやるなど、世界に正々堂々は存在しない。

哀しいかな、結局、勝ったものが全て正しく、負けたものは正々堂々とやろうが負けなのである。国際社会では、日本人同士であからさまに助け合う(人事配慮する)のはあまり目にしない。しかし、特定の国籍だけ国連に多いのを見れば明らかで、同国人が増えるように仕組みづくりしている結果。

たとえば、なぜアジアのポストにフランス語の読み書きが必要なのか。なぜ筆記試験が欧米人が得意とする小論文形式であって、アジア人が得意な文書要約ではないのか。勝てるルールを作ることで勝つのはずるいが、それが世の常である。