プロセスは自らの方針の理由付けのため
誤解を恐れずに言えば、ILOはフランス系の組織文化である。ジュネーブに本部があり、仏語圏の影響を受ける職員が多い。職員数もフランス人の数は拠出金に比べて多く、毎年Over Representativeとなっている(宗主国として仏語圏アフリカ各国の二重国籍保有者を含めればさらに多い)。 さらに読む
携わっている仕事について書きます。
誤解を恐れずに言えば、ILOはフランス系の組織文化である。ジュネーブに本部があり、仏語圏の影響を受ける職員が多い。職員数もフランス人の数は拠出金に比べて多く、毎年Over Representativeとなっている(宗主国として仏語圏アフリカ各国の二重国籍保有者を含めればさらに多い)。 さらに読む
デジタル化が世界の社会保障業界でホットトピックになっているが、もっと細かい議論が必要。学生時代に日雇い肉体労働やったことある人は目撃したことがあるだろうけど、日本の日雇い労働者の雇用保険料の払い方は画期的で、手帳に専用の切手を貼って加入日数を数え、切手代が保険料として徴収される。 さらに読む
時々出会う、英語を話すタクシー運転手。2月14日に大統領選の投票日を迎えるジャカルタでは、大通り、商店街、住宅街、橋、バス停、街路樹など、無秩序に大小さまざまな看板が立てられている。旗やポスターの枚数や様式に指定がないのか、デザインも形も数も場所も、全て統一感がなく、雑然としたゴミだらけの路肩を埋め尽くしている。 さらに読む
今日は朝から雨。いつぶりだろうか。窓の外から聞こえる雨音で目を覚ますのは。五時半か六時には自然と目が覚め、七時には会社にいる生活を始めて久しい。それでも、五時過ぎに出社していたバンコクでの暮らしと比べれば、かなり余裕がある一日の始まりだ。 さらに読む
労働市場センターは労働省の部局で、事務次官直轄の組織。雇用サービス業務を担ってきた部局(BINAPENTA)とは別の部局として、雇用保険制度の実施と合わせて2021年に設立された。雇用保険制度の成立以前に、労働省や関係省庁と組織体制や実務を喧々諤々、何度も話し合いを重ねた。その中で、インドネシア版「ハローワーク」は「日本のハローワークをモデルにする」という話は比較的早い段階から関係者間では共通理解となっていた。 さらに読む
インドネシア版ハローワーク「労働市場センター(Pusat Pasar Kerja)」が2021年に設置され、それ以来の付き合いとなるセンター長のユスフさん。例えるならば、日本のハローワークで一番偉い人であるわけだが、いつも気さくに気軽に会ってくれて、情熱をもって語る姿に感銘を受ける。 さらに読む
人のせいにせず、自ら汗をかくこと。これを大人に指示することはとても難しい。 さらに読む
私はプロジェクト(事業)を一昨年は5件、昨年は2件、今年は1件統括していて、複数の新規事業の立ち上げへ向けて関係先と調整を常時行っている。開発援助業界の大手の組織で事業形成に携わったことがある人であればわかると思うが、事業立ち上げの時の計画書にはインプット(活動)とアウトプット(直接的な成果)とアウトカム(その先にある間接的な成果)を定め、進捗・達成状況を測るための数値目標を指標として設定する。 さらに読む
地域会合の調整経験のある人は理解できるとおもいますが、菜食主義者への対応は結構な調整コストになる。一括りに菜食主義といっても三通りある。宗教、政治、健康の観点から肉を食べない人。
インドネシア政府の開発優先事項の一つに生産性の向上がある。人口が多いわりに経済成長が今一つという指標で、経済指標を労働人口で割って計算したりする。 さらに読む