携わっている仕事について書きます。

タグ アーカイブ: 業務日誌

インドネシアの官僚機構における博士号至上主義の弊害

インドネシアの官僚機構では修士号・博士号を持っていないと昇進できない仕組みとなっているので、省庁幹部は原則博士号保持者。大学からの登用も多い。こういう環境下で政策の議論をすると、ブレインストーミング、理論構成(コンセプト)、斬新なアイデア(イノベーション)が重視される。 さらに読む

広報に経費を割くインドネシアの商習慣

ジャカルタで仕事をしていると、写真家やビデオグラファーや映像・照明・音響を仕事にしている人の多さに驚く。ジャカルタの四つ星以上のホテルはほぼ例外なく大会議場をいくつも持っていて、平日は官民問わずホテルを会議で使用するため、どこも満室となる。広報・会議運営の需要は大きい。 さらに読む

インドネシアで感じる違和感と慣れ

インドネシアの仕事をし始めて比較的長くなってきた。在住は1年程度だが、5年程度仕事で出入りしている。今年、仕事の仕方を大きく変えたことがある。組織対応を止めたこと。これまでは、仕事の依頼を受けると、組織に依頼が来たと受け止め、私が受けられないときは他人にお願いしたりしていた。 さらに読む

公正な移行のための雇用と社会保護に関するグローバル・アクセラレーター・イニシアティブ

国連事務総長によって2021年9月28日に発足した「公正な移行のための雇用と社会保護に関するグローバル・アクセラレーター」イニシアティブは、COVID-19からの雇用の回復を促進するとともに、より持続可能で包摂的な経済成長と社会への公正な移行を促進するものです。 さらに読む

私の出版物の基本的な考え方

昨年は1本、今年は5本のレポートを出しました。差があるのは、小隊の人員と能力が限られているため、作成と編集の間が開くためです。 さらに読む

インドネシアにおけるケアエコノミーの実現に向けて

ILOと政府は、インドネシアにおけるケアエコノミーの実現に向けて動いています。産休・育休の延長と出産手当金の導入は育児環境を改善し、女性の労働力参加を促進します。 さらに読む

ミャンマー調査報告書発行について

ミャンマーで失業・手当などについて1500件のサンプル調査。今回は人手不足等により、デザイン、写真などは自家製。なお、昨年の夏休み・正月休みに温泉帰国できなかったのはこの報告書のためです。普段、色々と事業を回しているので分析・執筆に時間が取れるのはスタッフやカウンターパートが休暇の間だけとなります。研究者の方などに使って頂ければ幸いです。 さらに読む

人口の多い国では遠慮していては、出世できない

インドネシアでは偉くなると偉そうにする人が多く、偉そうな人が偉くなる。人口の多い国では遠慮していては、出世できないのだと感じる。 さらに読む