その分野、今日からあなたが第一人者です
こんにちは、敦賀(@IppeiTsurugaJP )です。ここ最近、The Povertistの更新頻度が落ちています。
ILOの社会保障局が発行する刊行物の原稿締め切りが近いため、修士論文の締め切り間近の学生のような生活をしているためです。
障害者に対する社会保障政策
私の担当トピックは、障害者に対する社会保障。
ILOに来るまでは触れたことが無かったトピックです。
日本の政策はもちろん知りません。私の祖母が障害者年金を受給していた事実くらいしか知らないです。
そんな私が世界の障害者給付(社会保障)に関する章を丸ごと担当しています。
勉強しながらアウトプットする。
そんな生活です。
第一人者となるつもりで
JICAに入社したてのころに上司に言われた言葉をときどき思い出します。
「担当国の第一人者は敦賀君だから、そのつもりで」
開発途上国に関する仕事をしている日本人は多くありません。
たとえば、ケニアのマクロ経済や保健セクターについて、毎日現地紙を東京からフォローしている人は、日本に何人いるでしょうか。
ケニアはまだ良い方かもしれませんが、それがナイジェリアではどうでしょうか。
おそらく日本に10人もいないでしょう。
一つの国、一つの分野を担当となった瞬間に、日本の第一人者は自分。
そういうつもりで仕事に取り組む大切さを学びました。
どんな仕事も同じ心構え
おそらくこの心構えは誰もが心のどこかに持っていることではないでしょうか。
それを意識するかどうかの違いだと思います。
新しい分野の担当になれば、その道の第一人者となるつもりで取り組む。
それを忘れずに何事も取り組みたいと思っています。
そういうわけで、障害者給付
締め切り間近ですが、論文などで最新の研究成果や論点整理などやっていました。
分量的には大したことないのですが、ノンネイティブの純ジャパにとっては、短くまとめることの方が難しいです。
出来上がった際にはまたここでお知らせしますね。
今日もお読みいただいてありがとうございました。