アジア開発銀行が大洋州に対する支援を倍増、五カ年計画(2016~2020)
アジア開発銀行(ADB)が2016-20年の5年間で、大洋州地域14ヶ国に対して25億ドル(2,500億円)の有償・無償資金協力を計画している。これは、過去5年間の支援額に対する2倍以上の水準となる。
大洋州の島嶼等は孤島という立地の影響で、サービス共有に関する高いコストとビジネスの難しさという二重苦に悩まされてきた。ADBの今回の中期戦略は、こうした大洋州特有の開発課題に正面から取り組むことを目標としている。また、経済、財政、気候変動、民間セクター支援などの分野へも包括的に支援を行うことで持続可能な開発を促す。
なお、具体的には、各国の戦略に基づいて事業が形成される見込み。