AI技術が実現した昔の夢

AI技術の進化が目覚ましい。イメージを伝えれば、油絵を書いてくれるAIなど、もはや素人目には機械が描いたのか人が描いたのかわからない。インスタの登校写真とフリーアクセスのCCTVから撮影ポイント・画角を割り出すAI、ディープフェイクなど、最早手がつけられない。

私の仕事関連。昔書いたブログで、こんな機械あったらいいな、と言ったものが次々と実現している。政策文書やTORなどのイントロを書く時間、文献引用をパラフレーズする時間ほど無駄な時間はないと、昔から思っていた。精度は不明だが、これをやってくれるAIもある。

Deepl・Google翻訳は日常の一部となっているし、文書校閲のグラマリーや剽窃チェッカーなどを常用している人も多いだろう。日経新聞をはじめ、記事の自動生成をAIに任せるメディアも増えてくるだろう。

これを政策に活かすにはステップがまだ多い。人間がどう解釈して、他の人間にどう説明するか。AIを知らない人、歳をとっていて新技術を受け入れない人へどうせつめいするか。AIはそれをおしえてくれない。

この仕事を通じて、人間の理解が及ばないところへAIは行ってしまったと実感した。