フィジー観光都市ナンディが洪水対策に頭を抱える理由
フィジー・ビティレブ島西部の都市ナンディ。ここは約4万人が暮らすフィジー第三の都市。国際空港もあり、年間数十万人が訪れる観光都市として知られ、南太平洋諸島への玄関口となっている。
この太平洋の楽園が今、洪水対策に頭を抱えている。現地報道によると、フィジー政府は河川を複数の支流へ分岐するアプローチが、もはや洪水対策とならないことを示唆している。担当大臣が国際協力機構(JICA)の行った最近の調査結果を引用してこう説明した。
JICAが1990年に行った調査では、複数の支流へ分岐させることで洪水の被害を低減させることが可能だった。しかし、状況が変わったことを示唆する調査結果が得られ、川幅の拡張などが新たな政策オプションとして示されたようだ。
近年、本当に多くの国や地域で、気候変動の影響が生活を脅かす状況が報告されている。
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