持続可能な開発目標(SDGs)の広報資料がアツい!
国連がSDGsの広報マテリアルを無料配布
持続可能な開発目標(SDGs)の採択を控え、仕事の遅いことで有名な国連もいよいよ本気モード。さすが寄付金集めのプロ集団だけあって、キャッチーな広報資料を無料配布している。せっかくなので、広報マテリアルから見るSDGsのポイントをおさらいしてみたい。
それぞれのポスターはキャッチフレーズとともに、2015年がどういう年かを端的に表している。それではいってみよう。
不平等との戦い
女性・女児の生命の尊厳の獲得
今こそ、野糞に別れを告げるとき
女性・女児のエンパワーメント
救えたはずの母子の命をもう失わない
もう夢じゃない、すべての人へ医療保健を現実に
マラリア・エイズ・結核にさようなら
キレイで安い電気をすべての人々へ
キレイな海を(イルカはおまけ)
ごみを減らす、再利用する、リサイクルする
次の世代のために地球を守る
明るい未来は若者の手で
いかがだろうか。網羅的すぎる?そうした印象を持たれた方は、SDGsを正しく理解しているといってよいかもしれない。MDGsに比べてはるかに多くの課題が含まれているのがSDGsと言うわけだ。なお、直訳は意図しておらず、意訳が相当含まれる。
Author: Ippei Tsuruga The Povertistの編集長。アジアやアフリカでの開発援助業務に従事する貧困問題のスペシャリスト。貧困分析や社会政策を専門とし、書籍・論文も執筆。
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