持続可能な開発目標(SDGs)推進本部長に安倍首相、日本政府
持続可能な開発目標(SDGs)推進本部を設置
5月20日、日本政府が「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」の設置を閣議決定した。これは、昨年秋に採択されたSDGsの達成へ向けて、日本の戦略を議論するために設置されたもの。
SDGsは、いわゆる「縦割り行政」では対応しきれない分野横断的な課題への対応を目標に掲げている。今回の推進本部はこうした幅広い課題へ対応すべく設置されたもので、省庁横断的な総括機能を担うこととなる。
今後、国内外の取り組みを省庁横断的に議論し、優先課題を特定したうえで「SDGs実施指針」を策定する。
作業計画は、以下の通りとなっている。
- 第一回推進本部会合(5月20日)
- G7伊勢志摩サミット(5月26-27日)
- 関係省庁・ステークホルダーヒアリング
- 指針骨子案の検討・作成
- 第二回推進本部会合(実施指針の決定)
安倍首相が推進本部長へ異例の就任
首相が本部長を務めるのは極めて異例で、日本政府のSDGs達成へ向けた「本気度」が伺える。
安倍首相は、26日に始まる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で、議長国としてG7首脳へSDGsに対する積極的な取り組みを呼びかける方針だ。
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