ベトナム出張の報告、今回は講師
5月に採択された年金改革について、ベトナム政府は労組や経済界へ説明責任を追っています。専門的な内容をわかりやすいように説明し、説得する必要があり、高いコミュニケーション能力が求められています。
社会保険システムを信頼して長期間待つよりも、目の前にあるお金を回収したい。多くの国民はそのような意識でいます。その渦中に飛び込んで、同説明するのが良いか、研修で話すのは何を隠そう私です。朝まではまだ時間があるのでしっかり準備したいと思います。
たとえば、年金の一時金としての受け取りを廃止するという条項があります。これは2014年の社会保険法で定められているものですが、労働者の激しい抗議を経て実施に至っていません。一時金として受け取れば、老後のために自分で運用しなければならないわけですが、多くの人は一時金を選択しています。
敦賀一平◆国連職員◆元JICA職員 on Twitter
ハノイへ到着しました。今週は年金改革に関する研修です。研修の調整と講師とロジ班の指揮。