競争を避けてキャリアを築くことの大切さ

これは共感します。競争に勝って今のキャリアがあるのでしょとよく言われるけど、競争を避けるためにはどうすべきかと考えて実践してきたから今があります。優秀な人なんて世の中に五万といるわけで、凡人の私が挑んでも勝てないですよ。

僕は本当に競争が嫌いなんですよ。

競争を避けるということは、誰もやっていないことを探すということです。私の田舎では大学へ行く人はまだ少なく、ましてや四国の大学へ行って留学した人もほぼいません。それが良かったのかは不明ですが、誰もとらなかった進路へ舵を切り続けた結果がいまです。

大学3年の春、就職活動を経験したいと思い、日本テレビを受験しました。志も甘くテレビすら持っていなかった私が通るはずもなく、大勢の都会の学生に勝てる気がしないという敗北感だけが残りました。皆さんが想像する就活の経験はこれだけです。

それから王道を避ける気持ちで、アメリカではなくニュージーランドの工科大学付属語学学校へ8ヶ月留学しました。その後、英国大学院へ留学します。開発業界で名が通った大学という意味では、王道ですよね。

しかし、香川大学から大学院留学をする学生は稀で、学務が英語の資料を作成するためにお手伝いしたほどです。そういう意味では、また邪道へ進んだわけです。香川大学所属時には書類で落ちたJICAへ、院卒で入ってからは、変わり者ということで香川大学で講演をさせてもらう機会もありました。

これからも王道を避け、競争を避け、見たこともない変化球を投げ続けたいと思います。

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