CVとカバーレターの作り方

CVの更新は定期的にやらないと実績を忘れてしまい、遠い記憶に頼ると具体性に欠けるCVとなる。自己管理がしっかりしている人でなければ定期的に実行することは難しい。数年に一度新しいポストに応募することで更新をしている人が多いのではないだろうか。

私の場合、CVの更新に丸3日間かかるので、数週間かけて少しずつやる。

カバーレターの作成は応募ポストごとに作成する。私の場合は一件につき丸三日間かかるので、こちらも数週間かかる。何十件も応募しまくっている人は私と状況が違うのだろうが、いったいどうやったら大量生産できて、どのような質のカバーレターを作成しているのだろうか。私には到底難しい。

カバーレターの作成は詰め将棋のイメージ。まず、ポストで求められている要件の羅列をコピペする。各要件の一文をトピックセンテンスとし、自分がなぜその要件を満たしているのか、経歴を引用しながら二文くらい書く。要件が十個くらいあるので、これを繰り返すだけで一枚以上の草案になる。

次に、草案の編集作業に入る。二枚を一枚にまとめる作業だ。トピックセンテンスにあるキーワードを消さないように気をつけなければいけない。

私の場合、カバーレターの作成は、このようにシステマティックに行う。極めて機会的で、詰め将棋のように要件をしらみつぶしに追い込んでいく。落とされたときに仮に裁判をしたとして、勝訴できる程、要件を不足なく証明する文書を書く。ツッコミどころのない文書作るのがポイント。

日本の行政機関業務経験があれば理解できると思う。ディフェンスの仕事である。