インドネシア省庁と年金改革・雇用保険改革について議論

労働省と社会保障審議会と議論。年金改革と雇用保険の課題。政府内では確定拠出年金の拡充を押す声が根強い一方、私たちは厚生年金にあたる確定給付年金の拡充と、国民年金の新設を提案しています。

財務省と大統領府と年金改革について議論。一階部分の基礎年金新設、二階部分の厚生年金適用拡大・給付増額・保険料増額、三階部分の貯蓄制度の任意化・確定拠出年金化。このあたりを提言しています。

一階部分の基礎年金について、3通りの政策を提言しています。そのうちの一つは、日本の国民年金制度をモデルとしたものです。他の2つは、ベトナムやタイで採用されている制度を提案しています。

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インドネシアの年金受給者は、現状ほぼゼロです。ほぼ、というのは私的年金か軍人・警察・公務員以外は誰も受給していないのが現状。提案している制度が採用されれば、500-2000万人へ給付が開始されます。必要な税財源は、現在の社会保障費の税負担額の四分の一程度です。

Ippei Tsuruga on LinkedIn: Meeting the Ministry of Finance and the executive office of the president

Meeting the Ministry of Finance and the executive office of the president. This is a follow up meeting after a tripartite meeting in July, where we proposed…