日本のビジネス文化から学ぶこと

私が携わるILOの仕事は政府、労組、経済団体に助言するようなもの。国連のビジネス文化として、膨大なレポートを作成して政府へ渡すことが多く、役人は誰も読んじゃいないと嘆く文化がある。分析が正しくても、誰も読まないものを作ってはいけない。

日本のビジネス文化では膨大なレポートを作成する機会は少ない。事前準備資料として手元に持っておいて、プレゼンは簡潔に、質問に即答できる様に自分用の資料を膨大に持っておく。日本人はなぜ効率的なのかと同僚から聞かれるが、国連の働き方改革で日本のビジネス文化を学ぶ要素は大きそう。