国際協力の首飾り
首飾りってどうやってできるのだろう。
宝石を掘り当てる人。
宝石を磨く人。
宝石を組み合わせる人。
そうやって、首飾りはできる。
国際協力を仕事にしている人は世の中にたくさんいる。
途上国で事業を実施する人。
研究をする人。
政策を作る人。
大雑把に言うと、この3つの分野で活動する人がいる。
ただ、この違いをはっきりイメージとして持っている人はあまりいない気がする。
これまで3つの全ての立場で働く機会を得た。
うまく説明するにはどうすればよいか。
首飾り。
何もない途上国で一から可能性を掘り始める人。それが事業を実施する人。
そこで得られた成果に様々な角度から光を当てて、どれほど美しく輝くか見極める人。それが研究者。
美しく輝いた宝石だけを拾い集めて綺麗な首飾りに仕上げる人。それが政策を作る人。
なんとなくしっくりくるのだけれど、どうだろう。
常々、難しいことを簡単にイメージで理解してもらうことが大切だと思っている。
そんなことを考えながら、今日も夜が更ける。