2023年10月のつぶやきまとめ

2023年10月のつぶやきまとめ。

10月4日

社会福祉制度と関連サービスについて社会省で説明を受けました。時間を割いてくれた皆様ありがとうございました。

10月4日

日常茶飯事で慣れてしまった自分は、日本社会に復帰できるか不安になる。最近の事案。時間を過ぎても来ないので先方に連絡すると、「内部会議が入ったので延期したい」というので、セミナー講師にはこちらから平謝り。当然、新しい日付はセットされず。毎日のことなので慣れたが、業務量が増える。

10月6日

素晴らしいJICAの広報企画ですね。ILOの広報もぜひ広瀬アリスさんにお願いしたいです。と、思いましたが、協力隊のような映えるサイトへはお連れできなさそう。我々の「事件」は現場ではなく会議室で起きるのだよな、無念。

10月6日

先月のガジャマダ大学のゲスト講義の件、メディア報道ありがとうございます。

10月6日

産休を3カ月から6カ月に延長するという議会の提案は保護を強化することになります。 しかし、賃金を支払うことが企業の義務であるならば、使用者は若い女性の雇用を控えるでしょう。 解決策は賃金の支払い義務を保険料に切り替え、社会保険に置き換えることです。

10月7日

イスラエルとパレスチナが激しい戦闘。世界のパワーバランスが完全に崩れている。

10月9日

アフガニスタンを国家承認している国は多いが、タリバンを政府承認している国は少ない。政府間で直接調整する二国間援助は難しく、国際機関やNGOを通じた人道支援が定石。或いは、人道を理由に例外的に政府承認していないタリバン取引する。日本はおそらく合せ技。困難な調整、応援しています。

10月10日

挑発走りと揶揄されるリュディガー選手。小中高の部活で短距離の走法訓練受けた人はわかるが、胸を張って腿を上げて膝から下を着地前に伸ばすことを指導される。陸上選手のような理想的な走法をサッカー上でやっているので浮いてしまっているだけの様子。

10月10日

労働省で会議の時は、普段は屋台でトンセンという辛いカレーのようなスープをご飯にかけて食べます。今日はミーヤミンという油そばを食べました。

ちなみに労働省ではほぼ毎日デモ行われていて、顔見知りの労組の人たちの場合もよくあります。駐在員はデモに近づくなと教育されているので、私たちは少し違った感覚です。今日のデモは登録されている労組ではなく、Grabタクシーの運転手が組織したもので、労働者としての地位を求めるものでした。

10月13日

昔の代表戦の解説で、「大量リードした時には活躍した選手を早めに交代させるのが監督の役目。必ず削ってくるのだから守るのが監督の使命。」と岡田さんか誰かが言っていた。あとは、親善試合も警告・退場を公式戦に影響しなければ選手を守れない。中村選手頑張れ。

10月13日

私と寸分違わぬ同意見。技能実習も特定技能も低賃金の移民労働者を輸入することを目的としている一方、国民の賃金が上げようとしているのは矛盾が過ぎる。低賃金の労働者給与を上げ、キツい産業に労働者が流れたり、機械化を進めることで労働力を補填したり。そうやって国は発展する。

10月14日

左、インドネシア証券取引(IDX)。右、公共バスと清掃員(行政)。今朝のジャカルタ市内は日の出前から自転車とマラソン大会が催されていて、ヤマハのスクーター2ケツがGoProを持って撮影先導しています。路面の茂みにはキヤノンとニコンのカメラを抱えた撮影隊が点在。

10月16日

新しいレポートをリリースしました。 このフィージビリティスタディレポートは、雇用保険制度の実施・実務に関する助言と勧告を目的に、2020年にインドネシア政府に提出したものです。その後、2022年2月に雇用保険制度は施行されています。

10月16日

国際機関に就職したいとお考えの方、ご一読ください。同感です。そしてこれが私がキャリア相談やJPO OBの講演会を断ってきた理由です。運による要素が強く、人生の犠牲が大きい。日本人は能力が低いから少ない訳ではなく、人生の選択として続けることを辞めるから少ないのだと、就職後に気付きました。

ちなみに、ILO職員の平均勤続年数は9年です。終身雇用の職員や現地職員も含めた数字です。第二、第三の人生を常に想定しなければなりません。

10月16日

谷村さん、名曲をありがとうございました。

10月18日

新しいレポートをリリースしました。 インドネシアの雇用保険制度は二年に一度見直されることになっています。このレポートでは、国際労働基準に基づいた分析と政策提言を行っています。

10月20日

サッカー日本代表とタイ代表の親善試合が元旦に組まれる。天皇杯が12月に前倒しで開催されるので、天皇杯用の元旦の放送枠を有効活用した商売といったところか。昔のオールスター戦みたいな緩い感じでレジェンドが出てくる開催でも良いような。

10月20日

国連訓練調査研究所(UNITAR)済州事務所がジャカルタで同窓会を開催。「アジアのSDG 1.3.1(社会保障目標)達成へ向けた課題」と題して講演させていただきました。政府機関職員へ研修機会を提供しているようで、卒業生の同窓会をアジア各地で実施しているようです。卒業生ネットワークは貴重です。

10月22日

ライドシェア解禁で業界が恐れているのは、安値で顧客を失うこと。グラブやウーバーは雇用関係が無いとして社会保険や労基を無視できる分、コストが低い。プラットフォーマーは請負ではなく雇用契約とすると規程すれば、既存業者にとってもフェアになるのではなかろうか。二種免の意味はわからないが。

10月25日

先日、東京大学公共政策大学院の西沢教授の学生さんたちとアジアの社会保障についてお話しました。その後に執筆されたブログです。

10月26日

今週日曜日の午前に開催されるJPO合格者向けの座談会に参加します。数名の元JPOが参加するようですが、私が一番年寄りのようです。先日も投稿しましたが、助言するような役割に関しては普段断っているので、今回が最初で最後となるかもしれません。ご参加頂いたJPO派遣予定の皆さんありがとうございました。一緒に頑張りましょう。あまり気張らず。

10月27日

オックスファムの支援でジャカルタを訪れたカンボジア労働組合の皆さんとお話しました。インドネシアとアジアの社会保障、特に雇用保険に関する知識と経験を共有しました。個人的にも、将来的にカンボジアに貢献したいと考えています。

10月27日

公用で行っているのに袖の下拒否により空港で拘束され、先方政府通じて解放してもらった際に空港担当者は「お前運が良かったな」と捨て台詞。出国時に袖の下目当てに荷物検査長々されて、「お前の国から盗むものなんてねぇよ」と怒鳴り散らしたり。10年以上前のナ国ODA担当は皆逸話を持っている。

10月27日

ADBアジア太平洋社会保障ウィークはうまく運営されています。ビデオプレゼンテーション資料はオンラインですべて入手できます。個人的には顔芸を止めたいのと、最近のカメラは画素数がよすぎるので男子も化粧をしたいところ。

10月29日

ILOと聞くと労働者に優しい国際機関だと思う人が多いが、そうでもない。使用者と労働者の保有株数は同比率。ガバナンスの観点からすれば、両者に有益な政策を勧める立場にある。

朝7時開店のカフェに8時に行って、コーヒーの準備ができていない従業員を守る立場にはないわけである。一生懸命働く人と、それを正しく評価する使用者が報われる社会にするのが役割。労働法にも社会保障法にも保護されない若者が作った朝飯を食べながら思う。

10月30日

ロイター通信「アフリカ、製造業主導の東アジア型発展モデルとらず」。スティグリッツ教授の研究グループとJICA研究所が2010年代前半に出版した研究成果で、東アジアの成長モデルをアフリカの経済構造転換に適用する議論を散々やった。あれから10年、アフリカは変わっていないのか。