イギリスの大学院で学び、仕事に役立っていることは?
キャリア相談の中で先日頂いたご質問です。
私の場合は運が良く、大学院で先行した分野(貧困・社会保障)を仕事にできています。そのため、大学院で使った文献リストや資料(PPTなど)、自分が書いた論文なども仕事に活用することができています。
たとえば、先日、世界銀行・IMFの社会保障へのアプローチへ異論を唱える文書をまとめろ、という指示を上司からもらいました。その時使ったのは、大学院の知っている先生の論文でした。
自分の分野の先生方に学び、顔見知りになれるというのは大きいと思いますね。この業界は狭いですから、分野を限定すれば、知り合いだらけになります。しかも、開発学で有名な大学が多いイギリスで学べば、必然的にその道の第一人者から学ぶこととなります。
なお、社会保障分野の場合だと、サセックス大学(IDS)とマーストリヒト関係者が私の周りにはかなり多いですね。