インドネシアと日本の選挙の比較

インドネシアは来年2月に大統領選を控えている。全国各地の至る所で政治的なパレードや集会が開かれている。私は選挙の専門家ではないので、庶民目線での感想になるが、かなり自由に選挙運動が行われている。

日本では選挙期間は1-2週間で、事前運動は禁止されている。ポスターの枚数や掲示場所も決められている。インドネシアでは、一年も先の選挙へ向け、党の横断幕、旗、ポスターが街を埋め尽くしている。橋の欄干、電柱、歩道などの公共インフラにも例外なく党の広告が無造作に掲示されている。

許可申請はどうなっているのか。入札方式なのか。また、大型バス10第で数百人規模の集会も時々見る。赤子から年寄りまで参加している。会議一つ参加するだけで手当を支払う商習慣の国にあって、誰が手当を払って人集めをしているのか。日本の選挙との比較で気づくことは多い。