JICAのミャンマー灌漑事業のプロモーションビデオがハイクオリティな件

たいした話ではないのですが、JICAが5月14日に公開したプロモーションビデオのクオリティが高いです。

わかりやすいプレゼン然り、ドローンを使ったと思われる空撮のクオリティも凄いです。

ミャンマー農村部の美しい情景を惜しみなく伝えつつ、データに基づいたプレゼンが飽きさせない内容となっています。

一見の価値ありです。

コメのサプライが増えた場合の価格下落はどういう想定なのだろう?

ビデオを見終わっての雑感です。調査報告書を隅々まで読めばわかるのかもしれませんが。

昨年から東南アジアのコメ市場では供給過剰で下落が続いています。

ミャンマーもこの例外ではなく、中国が密輸入の取り締まりを強化したことから、ミャンマー国内のコメ備蓄量がだぶついたとの報道もありました。

JICAのこの調査は直近の市場価格の動きには対応していないとは思いますが、こういうリアルタイムの見解を聞けると面白いと感じました。

東南アジア全体のコメのサプライチェーンの問題ですから、JICAのように地域全体のコメ生産を支援している機関としての見解をどこか取材してくれないかな。

一時的な上げ下げとみているのか。はたまた、あくまで各国の要請に応じて淡々とインフラ工事しているのか。

こういうリアルタイムな議論を本当はThe Povertistで展開してもらえるようなプラットフォームにできればな、と思っています。