AIIBと世界銀行がアゼルバイジャンのガスパイプラインへ巨額融資を決定
アジアインフラ投資銀行はアゼルバイジャンとヨーロッパを結ぶガスパイプライン(Trans-Anatolian gas pipeline: TANAP)の敷設へ、世界銀行と協調融資を実施する。
同案件は、AIIBが600百万ドル、世界銀行が800百万ドルを融資する大型案件で、パイプラインは全長1,850kmに及ぶ。
これによって、アゼルバイジャンで生産された天然ガスは、トルコ、ギリシャ、アルバニア、イタリアを通ってヨーロッパへ供給されることとなる。
AIIBに関しては日本やアメリカが賛同していない一方、ヨーロッパ諸国や開発途上国は歓迎ムードである。
特に、中央アジア諸国では中国やAIIBによるインフラ整備支援を期待する風潮も強い。
関連記事
参照:AIIB and World Bank lend big to TANAP project (Global Trade Review)