広島・長崎に原爆を落とした国の論理と民間人を中東で殺す国の論理

「国民総動員で戦争しているのだから民間人は存在しない」という論理で原爆を落とし、無差別爆撃を行い、何十万人を殺害した国々が以前あった。そういう国々は、現代においても同じ理屈で同じことをする。そして、歴史上、責任を問われない。

国連の役割を問う声が大きいが、国連は第二次世界大戦の戦勝国のグループに世界中の国々が参加した結果今の姿があるだけで、起源は第二次世界大戦中の連合国。英語では両者ともにUnited Nationsなのはそのためで、原爆を落として無差別爆撃をし、咎められていない国々の集まり。

なお、守りに入る訳では無いが、ILOや他の「専門機関」と呼ばれる国連「グループ」は、起源が異なる。ILOは第一次世界大戦後に設立されており、国際連盟時代が起源。組織体制も政府が二票、使用者一票、労働者一票と、政府の権限は制限されている。