インドネシアでは儒教の修身斉家治国平天下が難しい
マスクつけるか外すか問題。ジャカルタでは外出時にはつけている人が多いものの、密室の会議となると外す人が多い。友だちだから大丈夫的な感じで、論理にかける感じがインドネシアらしい。
昨年末にコロナになった身としては、しんどいのでもう感染したくないのと、コロナ以外でも周りは体調不良の病欠が増えているのとで、警戒モード。特にコロナでまた出張中止、仕事に穴を開けたくない。
こういう話をすると、体調不良はコントロールできないので仕方ない、休めばいい、とするインドネシア人と、自己管理がなってないとする日本人では温度差がある。
毎年、有給以外に付与される病欠の取得率が極めて高いこと、それを仕方ないと考えることに関して、自己管理ちゃんとやれという話をしても、どれほどここの人には響くのだろう。
明日より今日を楽しむ国民性。規律正しい生活や仕事のルーティンを保つことが極めて苦手、というより重要視していない。
儒教の修身斉家治国平天下。自分の身を修め、家庭をととのえ、国家を治め、天下を平らかにする。自己管理からしっかりやろうよ、という話もあまり響かないんだろうな。という話をインドネシア人同僚とした。
話戻すと、出張を控えているので病巣である事務所や会議に極力出席しないようにするくらいしか、私も自己管理しようがない難しい環境。体調不良だと出張できない世の中なので、海外出張は予定を立てにくい。