インフォーマルとは?

インフォーマル経済とインフォーマルセクターとインフォーマル雇用はそれぞれ意味が違います。

簡単に言うと、インフォーマルセクターは企業単位の話です。企業が会社を政府に届出しているかどうか。インフォーマル雇用というのは、企業ではなく個人に焦点を当てた概念です。

インフォーマルセクターとインフォーマル雇用で何が違うのか。会社が正式な届出をしている場合、そこの会社員はフォーマルセクターに属する訳ですが、契約期間が短かったり、日雇いで契約書もなしに働いている場合など、フォーマルセクターの中にもインフォーマル雇用が存在するということになります。

セクターを語っているうちは、人々一人ひとりの雇用条件を無視してしまうことになるので、正確な政策の検討はできないということになります。

開発途上国のインフォーマルセクター・経済・雇用に関する用語解説 | The Povertist

開発途上国の貧困と開発に関する議論において、持続可能な開発目標(SDGs)が採択された意味は極めて大きい。特に、貧困撲滅を2030年までに達成すことが最優先課題(SDG 1)として掲げられた意味は重い。スローガンである「誰も置き去りにしない(No-one left behind)」をスローガンに終わらせないための具体的な取り組みが求められている。 …