国際感覚という個人的な基準で行われる人事評価
アメリカ人と仕事していた頃、時折気になったことがある。スポーツ国内戦をワールドシリーズと言う。出身国どこ?という文脈で州名を言う。テレビ会議の時差確認のためタイムゾーンを聞くと州名を言う。アメリカのことは皆知っているだろうという感覚なのだろうか。謎は多い。
日本人に当てはめると。巨人西武戦をワールドシリーズ。ケニアで外国人同士出身国は?という話になった際、香川県ですとイギリス人の知人に言う。おそらく通じなさそう。
国際感覚とは何だろう。
サッカー海外組と国際協力海外組を重ねことがよくある。マネージャーの価値観が評価基準なので、実力があって結果を出しても評価されないケースは案外多い。そういう意味では日本の方が案外実力が評価されやすいのだろうか。給与は上がらないけど。
ありがたいことに、ILOでプロジェクトマネージャーをやらせてもらっている。スタッフを雇うときに筆記問題を自由に担当が作る。その際、メールの返信速度とか、仕事における瞬発力とか、やると言ったらちゃんとやる率とか、そういうところを私は重視したい。しかし現実は、欧米の国際感覚が基準となっている仕事文化では「技術的」な部分がやたらと重視されることが多い。
「国際公務員の試験を徹底的に理解する」
本日も記事を書きました。
網羅的に試験解説をするため、色々書きすぎて6時間近くかかりました。
採用制度に詳しい方にとっては当たり前の内容かもしれませんが、初心者向けということで少し文字数多めで解説します。
— 亀山 翔大@国連で働いている人🇹🇭 (@shotactor) June 22, 2019