AIを活用した動画コンテンツの記事化プロセス
私は、動画や音声コンテンツをテキスト化し、記事として公開する作業を効率化するため、人工知能(AI)技術を活用している。私が実践しているYouTubeの動画内容を短時間で記事化する方法について紹介する。
まず、私は動画の文字起こしに「Notta」というAIを使用している。YouTubeのURLや動画ファイルのリンクを入力し、言語設定を行うだけで、1時間半程度の動画でも1分未満で文字起こしが完了する。出力されたテキストファイルをダウンロードすれば、話し言葉のまま全文が書き起こされた状態となる。
次に、私はAIを活用して編集作業を行う。事前に編集者としての役割や修正すべき点などの指示をClaude AIに与えておき、文字起こしされたテキストをドラッグ&ドロップするだけで、整形された文章が出力される。さらに詳細な内容を追加する場合は、事前に用意したアウトラインをAIに提示し、それに基づいて記事を展開するよう指示する。
この過程で、私はAIとの意思疎通が重要だと感じている。例えば、章立ての構成や見出しの設定など、細かい指示が必要な場合がある。私の経験では、全体の章数や各章のタイトルを明確に指定することで、より意図に沿った記事構成が得られた。
編集作業の最終段階では、AIが生成した文章を私自身が確認し、必要に応じて修正指示を出す。例えば、主語の統一や特定の箇所の詳細化、事実関係の修正などを行う。これらの指示をAIに与えることで、ほぼ完成に近い状態の記事が得られる。
この一連のプロセスにかかる時間は、1時間半程度の動画コンテンツを約4000文字の記事にする場合、およそ30分程度である。私の場合、文字起こしに2分、AIによる編集と修正作業に15分、WordPressへの投稿作業に5分程度を要する。従来の方法(議事録作成のために人を雇う手法)と比較すると、驚異的な時間短縮が実現できている。
私は、AIを活用したこの手法が英語コンテンツの場合はさらに精度が高く、ビジネスシーンでの活用も期待できると考えている。例えば、会議の議事録作成などに応用できる可能性がある。従来、議事録作成のために1日あたり1万円から2万円程度のコストをかけていたケースでも、この方法を用いれば大幅なコスト削減が可能となる。
現在、私はClaude AIに月額20ドル、Nottaに10ドル程度を支払い、合計で月額30ドル程度の投資でこのシステムを運用している。プライベートおよび仕事の両面で活用しており、効率的な情報発信や文書作成に大いに役立っている。
私は、AIの活用が単なる作業効率の向上だけでなく、人間の創造性をより高度な領域に集中させることを可能にすると考えている。今後、様々な分野でAIの活用が進むことで、より価値の高い成果物を生み出す環境が整っていくことだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=O5G9YXBdOxQ
※この記事は、AIが筆者の音声ファイルを文字起こし・執筆し、筆者が編集したものです。