新人時代に教わったサラリーマン道

飲みすぎた翌日は、這ってでも定時に出社する。机で寝てても良い。とにかく普段通り出社する。これが日本のサラリーマン道だ。新人時代に冗談混じりに上司にアドバイスされた。私は割と好き。若い世代は怪訝な顔するだろうけど。

二日酔いの朝に私はネクタイとスーツでバシッと決めて出社することにしている。自分のモチベーションを上げる意味もある。しかし、一番重要なのは、これを毎回やっていると同僚に「昨日も飲み過ぎたのね」と言わせて笑いをとることができる。話のネタになるし、その日は無茶な仕事が降ってこない。

外交と酒の戦い | Ippei Tsuruga

国を相手に仕事をしていると、飲み比べに巻き込まれることがある。アジアでは一気飲み文化が根強い。多くの場合、相手は複数人で当方は数名か一人。相手は一人ずつやってきて、代わる代わる乾杯。飲み干して握手。二日酔いの翌日は「二日酔いも場合によっては労災だよなぁ」と思いながら一日が終わる。 …