異性と働く際に意外に辛いのはニオイ

この仕事をしていると女性と一緒に仕事をすることが本当に多いです(特に海外勤務の場合)。男尊女卑などなんのその、私の経験では男性が少数のことのほうが多いです。

「仕事の仕方やロジックが男女で全く異なる」という点で苦労は多いです。この点については別の記事で纏めましたので、そちらをご覧ください。

ひとりでデータや統計ソフトと向き合うのがメインの方にはあまり関係ないかもしれませんが、共同作業や調整関係の仕事を一緒にする方は心当たりがあるのではないでしょうか。

私自身はこれまで、職場環境や取引先などの仕事仲間が女性であることが多いです。男性に囲まれた環境で働く女性の大変さが良く分かりますし、その逆もかなり苦労が多いです。

男女の仕事の仕方については、頭で理解していても、なかなか慣れないものです。個人差はありますが、傾向は確実にあるという印象を持っています。

これまで、4年間ずつほぼ男性のみ、女性のみの環境で仕事をしてきました。私の現時点での結論は、「男女の壁は越えられない何かがある」です。

 

越えられない壁

もう一つ、若干下世話なネタですが、異性と働く際に越えられない壁があります。

ニオイです。

女性がおじさんのニオイや、夏場の汗臭い男子を受け入れられないと言う話は女性誌や女性向けオンラインマガジンでしばしば目にします。

一方、私が日々感じるのは、女性のニオイも同程度に受け入れがたい場合が多いということです。香水、化粧品、ハンドクリーム、間食のお菓子など、体臭ではない部分が意外に気になります。

女性はよく、においに敏感な妊婦が周りにいるとニオイに気をつけるようです。男性は逆に妊婦に対するニオイの配慮は意外に気付かないものです。

一方、妊婦が回りにいない平常時の場合、香水はともかく、自分が使っている化粧品、ハンドクリーム、間食のお菓子のニオイまで気を配っている女性はあまり多くいないと思います。

共通して言えることは男女問わず、自分のパーソナルスペースに、目に見えない侵略者(ニオイ)がやってくると集中力をそがれるものです。

難しいのは、ニオイと言うのは、自分にとっては良いニオイでも、他人がどう受け取っているのか分からない点です。

越えられない壁が越えられない所以でしょう。

また、男女ともに大人ですから、こういう話は男女の壁を越えて議論されることはありません。

結論としては、「どうしようもない」ということになりますが、自分から年々発せられる「おじさん臭」には気をつけていきたいと思います。

こういう下世話なネタも、ネットだから書ける。

そんな気がしたので書きとめて置きました。