不景気の時に好況を迎える私の仕事

私の仕事である途上国の社会保障というのは、不景気のときに重要となる分野。景気後退時に需要が増え、繁忙期になる珍しい業種です。理論的には、不景気のときに頑張って仕事して労働収入を得て、好景気のときには市場に投資して不労所得を得るという不思議な稼ぎ構造が想定されそう。

サセックス大学IDSにステファニーグリフィスジョーンズという大御所マクロ経済学者がいます(主流派ではなく、スティグリッツさん側)。彼女がテレビに出るようになると景気後退のサインだと皆に言われる、と本人が嘆いていました。ILOへ転職する報告をしたときに、こちらの世界へようこそと言われた。

Stephany Griffith-Jones: Germany should spend more on investment and increase wages

Stephany Griffith-Jones, Financial Markets Program Director at the Initiative for Policy Dialogue at Columbia University at Europe Calling Rome (#ec17rome) on March 21, 2017. Topic: “Looking for a different Europe. Reflections and perspectives” What is keeping Europe together? What unites us?