生活環境や日々の気付きなどについて書きます。

タグ アーカイブ: 私情信条

タクシー運転手にイスラム教を勧められる

タクシー運転手と色々な話をするが、時々宗教の話になる。たいてい、インドネシアの女性を勧められ、「宗教心の強い女性が良い」と言われる。無神教の私にとって、あまり心地よくない話題だが、仏教徒だと取り敢えず言う。 さらに読む

日本語とインドネシア語の「うだうだ」

ジャカルタの方言で仕事が終わったときの報告で「ウダ、ウダ」と言うが、実際には完了していないことが多い。日本語の語源はジャカルタ弁か。 さらに読む

インターネット上の言論空間は批判ではなく称賛が増えた

30年間ネット住人をやっていて感じることは、肯定的な言論が好まれる風潮が強くなったということ。感覚的に、2000年代中旬にブログを始めた頃、インターネット上の言論空間は批判が九割、称賛が1割だった。2020年代の今、批判は1割、称賛が9割となった。 さらに読む

差別を嫌い、差別を好む西洋人たち

国際会議に出席していると、英語、仏語、西語、アラビア語、中国語は通訳があることが多い。英語が公用語のことは、当然多い。こうなると、アジアの会議であっても、西洋人が登壇者であることが多くなる。 さらに読む

日本とインドネシアの常連への対応の違い

毎日の日課で通うカフェがある。顔なじみなので、メニューもカップも支払い方法も毎回同じ。日本とインドネシアの違いで興味深いのは常連への対応。日本は常連を大切にする。インドネシアは常連になると、後回しにされる。テイクアウト客を捌いた後、ゆっくりと運ばれてくるマグカップに口をつける。 さらに読む

マカッサルの香り

スラウェシ島マカッサル。 さらに読む

ジャカルタの床屋

旅人には庶民の床屋を試してみて欲しい。

ジャカルタの床屋は価格とサービスもピンキリで、高価格帯選べば必ず良いサービスを受けられるかと言えばそうでもない。ショッピングモールに入居している床屋はカットのみで200,000ルピア前後のだが、日本の田舎の床屋の質には到底届かない。ジャカルタの一般的な暮らしをしている庶民は2席前後の小さな床屋へ通っていて、価格は30,000ルピア前後。路上で営む床屋にいたっては20,000ルピアが相場となっている。価格はどれも2023年時点のものだが、場所による価格差が縮まることは今後もないだろう。

庶民の暮らしに触れたい旅人には小さな床屋や路上の床屋を勧める。「同じタオル、はさみ、ハケ、櫛の使い回しはけしからん」という人は、こだわりを捨てなければならない。ショッピングモールに入居する高価格帯でさえ、衛生面は気になるだろう。あくまでジャカルタ庶民の暮らしに溶け込むことで幸せを感じる旅人へ向けたメッセージだ。