投資界隈で有名なたぱぞうさんと東南アジアの高齢化

似たような業界にいたというのをどこかでお見かけした(少なくともベトナム駐在だったはずの)たぱぞうさんの記事。

四十歳で退職して厚生年金の枠から離れ、独立。私も近い年齢にんってきたことと、インドネシアで国民年金制度作るための議論(説得)に奔走していることから既視感・親近感ある話題。日本の年金制度はメディアでボロクソ言われていますが、東南アジア諸国は日本を見て制度を検討しています。国民の多くが金融知識なくとも、文句を言いながら無意識に年金の受給権を積み上げていて、引退後に皆が最低限生きていける金額をもらえる制度というのは、現在の低中進国にはありません。一方、医療や生活水準の改善から、寿命は急速に伸びているため、長生きすることのリスク(年金数理の専門家はlongevity riskと言ったりします)はこれらの国の国民を間違いなく飲み込みます。制度がない中、大量の高齢者が収入なく、自分の子供に依存し、少子化も同時に進むことが、東南アジアのほとんどの国で、数十年後に始まります。

東南アジアの少子高齢化のトップランナーはベトナムで、世界の歴史上最速ペースです。年金制度が成熟するためには100年、三世代回転することが必要とされています。しかし、高齢化のペースは待ってくれないため、税源投入や高い保険料設定など、あらゆる方策で至急制度を作る作業に各国政府は追われています。

定年後の生活をどのようにつくっていくのか – たぱぞうの米国株投資

定年が延長され、65歳というところも多いですね。私の元いた職場も65歳を定年としました。私はおよそ40歳、勤続20年に満たない年数で退職を選んでいます。同期と話していて気づきましたが、同期はそこからさらに倍以上働くのですね。 …