ベトナムの貧困層向け社会保障案件が始動、世界銀行とUNICEFが支援
世界銀行とUNICEFはベトナムで大規模な社会保障プログラムのパイロットを実施している(Social Assistance System Strengthening Project)。2014年1月に世界銀行が融資を決定した案件で、2019年まで実施される予定だ。案件予算総額は62.5百万ドル(約70億円)。
案件対象地域は、ハザン省、クアンナム省、ラムドン省、チャーヴィン省の4省で、貧困層29.2万人へ現金給付が実施される。
パイロットフェーズでは、実施にかかる全ての流れを作る。対象世帯の選定、ターゲティング、現金給付方法の整備、モニタリング、評価など。
トライアルを経て、いずれはベトナムの貧困削減政策と社会保障制度の主軸となっていくことが期待される。
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