人生はビールの苦みとともにある

ビールはその時々によって違う感情を反映している気がする。

たとえそれが同じ銘柄であっても、その日の気分によって苦みが強かったり、爽やかだったりする。

仕事が上手くいっているとき、花金に飲むビールは格別なものとなる。

仕事や私生活が荒れているとき、「いつもの」ビールは苦みを増す。

私たちは常にビールの苦みと向き合っていかねばならない。

右手の中にあるグラスは昨日と同じように冷えているけれども、中に入っている黄金の時間は昨日と同じではないかもしれない。

人生はビールの苦みとともにある。

Fly me to the moon 尾崎紀世彦　ＵＰＧ‐００７８

Fly me to the moon フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン　 Kiyohiko Ozaki　尾崎紀世彦　Kentaro Haneda 羽田健太郎