インドネシアの教育と不平等
インドネシアの田舎。教育費が有料なので、金持ちしか進級していけない。教育課程のどこかで辞めることになるが、仕事を探すにも友だちや家族など知人を介して場当たり的に見つけることが多く、良い仕事かどうかは運次第。
金持ちの過程を除けば大学へ通う人はかなり稀。稲作農家は土地を所有していることが多く、田舎の若者で仕事がない場合は家族の田んぼを手伝うことが多い。ショートグレインは最多で3ヶ月ごと程度、ロンググレインは6ヶ月ごとの作付けと収穫。
女子は教育課程のどこかで辞めたあと、田舎の稼業を手伝うことが多く、仮に賃金労働者となった場合も、結婚を機にやめて、専業主婦か稼業を担うことが多い。一部の余程良い仕事を持っている富裕層のみがキャリアを継続する。
男性は家族を養う役割があるため稼がねばならない。最低賃金の存在は知っているが、大企業を除けば、多くの使用者が遵守しておらず、労働者もそういうものだと思っている。
月200万ルピアが最低賃金だとしても、実際にプランテーション従業員がもらっているのは良くて日当5万ルピア。多くの人は日当3万ルピア稼ぐのに苦労している。
BPJS Kesehatanに加入申請したが、一年たってもまだ加入できていない。皆、基本的に、その日食べて寝ることができればラッキーだと思っている。
注。教育費が有料というのは、教科書や建物の維持費やユニフォームなど無料授業料以外にもかかるということ。