ミャンマー労働力調査のマイクロデータ

Myanmar Labour Force Survey 2019のマイクロデータの処理方法をまとめておく。

データはILO職員のみアクセスが許可されている。少し前まではILO職員全員にアクセスがあったが、最近は許可申請などあるようだ。

https://www.ilo.org/surveyLib/index.php/catalog/LFS/?page=1&sk=Myanmar&ps=15&repo=LFS

データは統計局(Central Statistical Organisation)がILOへ提供し、ILOが国際基準に沿ったVariableを追加して、職員にdtaファイルを提供している。ILOはDescriptive statisticsやデータをレポートにしていない。MOLIPはMyanmar Annual Labour Force Surveyというタイトルで、年二回LFSを実施してきたが、2020年上半期(First Semi-Annual Report)を最後に、報告書は公開されていない。また、報告書についても、2022年10月10日現在、非公開となっている(少なくとも見つけることができない)。

MOLIP発行のLFS報告書では、上半期と下半期のAggregateデータをR1とR2として掲載している。ILOのマイクロデータでは、Sampling Weightが提供されていて、データ分析の際にはWeightを適用する必要がある。マイクロデータでSampling Weightを適用して得られるデータは、MOLIPのLFS報告書のR1とR2の平均値と一致する。

たとえば、Working-age population 15+の男女のDistributionを見たい場合は次のとおり。これで、MOLIPのLFS報告書のR1とR2の平均値と一致する。

tab sex if age>14 [iw=weight]

MMR LFS 2019は、Educationのカテゴリ(b7)にミスがある。ILO側の処理のミスなので、b7から再度正しいVariableを作成する必要がある。

マイクロデータには、0から99歳までの全ての年齢が含まれている。Labour ForceやWorking age populationなどの分析をする際には、常に年齢でフィルターを掛ける必要がある。

主な指標の関係性は以下のとおり。

  • Working age population = Employed + Unemployed + Outside labour force
  • Labour force = Employed + Unemployed
  • Unemployment rate = Unemployed / Labour force
  • Labour force participation rate = Labour force / Working age population