パワーポイント(PPT)は奥が深い・・・スライドマスター使っていますか?
最近、仕事で資料作成の「最後の仕上げ」作業を延々とやっています。種明かしをすると、開発途上国の社会保障制度整備に関するオンラインコース(実務家向け)を作っています。今日の本題はコースの内容ではなく、パワーポイント(通称:PPT)がいかに奥深いかについてです。
社会人生活が長く、中堅といわれる年齢に差し掛かっているわけですが、恥ずかしながら、パワーポイントを仕事で使ったことがあまりありませんでした。スライドを用意してプレゼンをする機会は意外に少なく、おそらく過去7年間で10回未満。JICAの仕事で使った資料といえば、A4用紙1-2枚がほとんど。短時間で要点のみ説明することの方が多かったわけです。
脱線しました。軌道修正。
PPTの何が奥深いか。スライドマスターって使ったことありますか?日本語にすると、「雛型」に近いと思います。つまり、スライド全体の構成やスタイルをテンプレートとして保存しておく機能です。
たとえば、既にドラフトされている膨大な量のプレゼン資料があってデザインを変更したい、という要望が上司から来た時。一枚ずつフォントを変更してたらキリがありませんよね。そんな時は、スライドマスターを変更するだけでPPTファイル全体へ適用が可能となります。
ただ、この設定が意外に煩雑でうまくいかないことも多いので、マイクロソフトにはどんどん改善していってもらいたいですね。
スライドマスターの使い方はすでにいろいろなサイトで紹介されているので、画像を2枚だけ貼っておきます。画像中でハイライトされている部分をクリックすると、スライドマスターを開くことができ、お気に入りのテーマファイルを読み込んでスタイルを一斉適用することができます。