THE POVERTIST 8月1日号への感想
これはほんと。エビデンスが流行りですが、研究と実務やってる人の間にはコミュニケーションギャップがかなり大きいです。
エビデンス活用をめぐる研究者と実務者の関係性について | The Povertist
国際開発業界で、「エビデンス」や「エビデンスベースト(evidence-based)」、「ランダム化比較試験(Randomized Control Trials: RCT)」や「インパクト評価」といった言葉が使用されるようになってかなりの年月が経った。アカデミアではRCTなどの手法を用いた政策的介入のインパクト評価が普及しており、国際開発に関するエビデンスは急速に蓄積されている …
まだこういう国は多いのでしょうね。
タンザニア「復学禁止」のシングルマザーの希望
激しいドラムの音に合わせて軽快に腰を動かすエスタ(仮名)。20歳で3歳の娘がいるシングルマザーだ。裁縫が得意で「何でも縫える」と自信を見せる。 …
データで見ると顕著ですよね。格差を問題とするか資本主義の帰結だからと諦めるか、見解が分かれそうですが。
深刻化する「格差」問題
国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)がアジア太平洋地域における持続可能な世界共通目標(SDGs)の2030年達成に向けた進捗状況を発表した。 …
産業人材の育成は、国際開発の世界ではあまり華やかな分野ではないが、極めて大切な分野。裏返せば、すぐに結果が出る分野に注力する昨今の開発援助に一石を投じることができる分野。
パキスタンの産業人材育成の現場から | The Povertist
「産業開発」、「民間セクター開発」と聞いて、どのような開発支援が頭に浮かぶだろうか。この分野は、途上国への開発協力の中でも保健医療や教育といった分野に比べて馴染みの薄い分野のように思われる。しかしながら、日本の戦後復興から高度経済成長への過程が示すように、製造業をはじめとする工業分野の発展は、教育、雇用、労働、法とガバナンス、社会的弱者の包摂といった幅広いセクターと関わり、従事する人々の生計…
結核は過去の病気だと考えられがちですが、残念ながら再び注目を浴びている開発課題となっています。
世界中で増加する移民と結核対策の潮流 | The Povertist
日本でもかつて「国民病」として恐れられた病気、結核。世界全体では依然として毎年1,040万人が罹患し、うち167万人が死亡すると推定され、感染症の中では最も死亡者数が多い病気である。日本では珍しくなった小児の結核も世界全体ではまだ多く、25万人ほどの子供が毎年結核で命を落としている。 …
日本のODAの大型支援が入っている地域へ、青年海外協力隊を派遣することは多いです。闇雲な批判ではなく、片足をODAに突っ込んだ上での視点からいつも意見いただいてます。
あるべき国際援助の姿とは?マダガスカル、トアマシナ港の開発を例に | The Povertist
2017年3月に約450億円のトアマシナ港開発のための円借間契約が日本とマダガスカル政府間で結ばれた。これは日マ間国際協力の歴史の中で最大の金額のもので、工事期間は10年に及ぶ。年利も0.01%とほぼゼロに近い。 …