ジャカルタの丸亀製麺が現地化している話

インフレと円安。ジャカルタの和食チェーン店は日本人向けではなくインドネシア人向けにシフトしている。空港の丸亀製麺はかけうどんと天ぷらで500円。天ぷらも現地化していてちくわチーズ天ぷらはあるのに、大好きなきつねがない。本物のうどん食べるなら香川行くしかない時代に。

整備費用が無いのか、この程度は問題ないのか、雨が酸性なのか、錆が目立つ機体。

ASEANの議長国はインドネシア。政府の人からワッツアップで「お前、インドネシアと5年も仕事していてバリ行った事ないのはダサいから来い」と連絡あり、急遽バリ。政府系シンクタンクの貧困削減・社会保障関連のサイドイベント。普段は登壇の機会がない招待状は断っているが、たまには学びの機会として参加することとした。

年間50-100回はおそらく人前で話す機会があり、それ以外も物書き系の仕事がほとんどで、管理系業務もチームに指示を投げたり、企画書・指示書を書いたり、交渉する仕事。こういう日々を過ごしていると、謙虚さというか、インプットの時間も姿勢もなくなっていく。老いることで人の話を聞けなくなるとか、インプットの能率が落ちるとか、昔は理解できなかったが、今はよくわかる。

そういう意味で、意識的に役割のない会議に参加することも大切なのかもしれない。リハビリも兼ねて。

高級リゾート地で開催されたASEAN会合のサイドイベント。国連貴族が等言われるだろうレベルのホテル。ASEANにおける議長国の面子等、この地域は良い意味で競争意識が強い。会合でも、ASEANをリードしていくためのインドネシアのリーダーシップのあり方など、かなりガツガツしている。

ホテル受付で印象的な出来事は、担当してくれた方がフランス人の若者だったこと。バンコクで研修を始め、インターンで半年間バリのホテルに来ている。おそらく大学卒業してすぐに来た感じだが、しっかりしている。

ヨーロッパに帰る気はなく、「旅が好きだから」この地域に留まるつもりのようだ。旅好きが講じて、日本の旅行会社に新卒入社する人はいるが、ヨーロッパの若者はインターンやカジュアルな働き方で食いつなぎながら東南アジアでキャリアを積んでいるパターンに時々出会う。ホテル経営の学校もスイスなどにはあって、物価の安い東南アジアで修行をし、自分の宿を開いたりするのだろう。

しっかりしていると感じたこの若者は、私のスーツケースを他の人のものと混ぜこぜにしてしまったインドネシア人スタッフが言い訳を始めたと同時に「あなたの間違いでこうなった」としっかり指摘し、客に対しては謝罪と同時に部屋までアテンドしてくれた。適当さに慣れてしまった私は、日本やこういうレベルの高度なサービスがこそばくて、最近は苦手だったりする。それでも、この若者に大切な何かを気づかせてもらった。