バンコクの夕日と哀愁

バンコクに到着しました。先週はハノイにいて、ジュネーブへ戻り、バンコクへとんぼ返り。出張の続きのような軽い気持ちの呆気ない赴任となりました。

2つのスーツケースに詰め込まれた全財産を前に、「これが流行りのノマドワーカー」かと独り言と向き合ったりしています。

バンコクの町は東京のようで、何不自由ない生活があります。ワシントンDC、ジュネーブでは経済的に社会の中の下の生活でしたが、バンコクでは所得階層の上位。人々は優しく、西洋社会にはない助け合いの日々に包まれています。この町に昔から日本人が多い理由が少しわかった気がします。

十年前にはじめてこの地に足を踏み入れたときから大きく変わったことがあります。タクシーです。グラブタクシーは本当に便利です。拙い一夜漬けのタイ語で値段交渉をすることもなく、行き先を伝える必要もありません。運転手はタイ語でテキストを打ち、私は同時翻訳された英語でそれを読む。

利便性と懐かしさが過ぎ去った哀愁の間でバンコク初日の夕日が果てしなく続くビル群の向こうに落ちていきます。