田舎の高校生の悩み
田舎出身の高校生のみなさんもここをご覧かもしれません。これから大学受験して国際協力へ夢を抱いている方も多いかもしれません。
面白い記事を見つけたのでシェアしますね。私もこの記事の著者と同じで、地元で「大学生を見たことがなかった」環境で育ちました。この業界にいると都会の名門出身の方がとても多いのは事実です。それでも私のような田舎者も稀にいます。
一緒に頑張りましょう。
以下、抜粋です。私も同じでした。田舎特有の壁を一つずつ乗り越える日々でしたね。
田舎者は、こうした数多の困難によって、教育から隔絶されている。
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都会に出ようとする若者への激しい嫉妬と物理的・精神的妨害
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受験に対する精神的な負担(多くの人は飛行機に乗ったことも大都市に行ったこともない)
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単身で「都会へ引越す」ことへの精神的負担
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都会での大学生活について相談できる大人の不在
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塾や予備校の不在(都会にどんな機関があるのか知る機会もない)
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近所の本屋に受験参考書が揃っていない(取り寄せるべき参考書を知る機会もない)
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過去問を閲覧することができない
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各種模擬試験の案内がない
「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大)
教育と格差の問題といえば、しばしば話題にのぼるのが東大生の親の年収である。東大生の育った家庭の半数強が、年収950万円以上の比較的裕福な家庭だという。だが、こうした問題提起に出くわすたび、いつも「ある視点」が欠けていると私は感じる。それは都市と地方の格差、地域格差である。田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。