アジアでプレゼンスを失う米国の背中を追う日本

米国のアジアでのプレゼンスはかなり低い。これからは日本は米国頼みはやめて独自路線をいく時代になる。過去の遺産で東南アジアの国が贔屓にしてくれているものの、貯金がそろそろ尽きるだろう。

ラオス、カンボジアは完全に中国の友好国で米国の影はほぼない。ミャンマーは日本が必死にプレゼンスを維持しようとしているが、欧米は政治を理由にプレゼンス無し。マレーシア、インドネシアは宗教が理由で米国の影はない。シンガポール、タイは華僑が強く、経済的な繋がり次第。

ベトナム、フィリピンは領土問題で中国と揉めている。こう見てみると、東南アジアで米国のプレゼンスを回復するのは難しい。日本がプレゼンスを維持して米国が後ろからくっついてくる戦略しかないのだろう。

トランプ氏、ASEAN・APECを欠席=米副大統領が代理、多国間に冷淡:時事ドットコム

【ワシントン時事】米ホワイトハウスは31日、トランプ大統領が11月に予定する外交日程のうち、シンガポールでの米・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議と東アジアサミット、パプアニューギニアでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を欠席することを明らかにした。代わりにペンス副大統領が参加する。 ホワイトハウスは声明で、ペンス氏が一連の首脳会議で「主権尊重と法の支配、自由・公平・互恵的…