国際協力メディアで、記事の量と質のバランスは難しい
The Povertistで安定して記事を掲載し続けるために心がけていることがある。編集長が書き続けることだ。
前回も書いたことだけれど、誰か一人が書き続けていればオンラインメディアが無くなることはない。そして、編集長が書き続けていれば、メディアは続いていく。
記者をたくさん抱えて、マネージしていくことは難しい。会社としてやっているのであれば可能だろうが、プロボノでやっている。そして、実務家が実務の傍らでプロボノで発信することに共感を覚えて参加してくれるライターも増えてきた。これはとてもありがたいことで、もっともっとこの輪が広がればよいと心から思う。
一方で、悩みある。
最近は特に、単発の記事を量産しているが、各記事の質が必ずしも高くない。限られた時間の中で、文章の推敲もままならない中でドンドン発信しているのが現状。
以前はオピニオン型の記事を中心にあげていたので、記事を数日かけて書き上げ、一晩寝かせて朝方にフレッシュな気持ちで修正して発信していた。
今後、どこかのタイミングで以前の体制に戻したいと思っている。
現状質よりも量を優先しているのは、検索からサイトへたどり着く読者の皆さんを増やしたいためだ。沢山のキーワードで記事が書かれていればそれだけ多くの方の検索結果にウェブサイトがあらわれる。そうしてより多くの方に知ってもらうことができれば、プロボノで発信したい人も増えるかもしれない。
最終的には、オピニオン型へ再度移行できればと思う。