インドネシアのハローワークの二周年記念イベント

インドネシアのハローワークは通称パスカル(労働市場センター)と呼ばれていて、2021年の雇用保険制度運用開始と同時に設立されました。昨夜は二周年記念イベントに呼んでいただき、労働大臣、次官、局長勢ぞろいで盛大に開催されました。

日本の公的機関が主催するイベントを多く経験し、主催もかなりやりましたが、勢いのある国と金の使い方に制約が多い日本のイベントの差は物凄いです。内部会合にも関わらず、全国からスタッフを呼び寄せ、高級ホテルの会場ではプロのバンド、ダンサー、演出家が盛り上げ、プロモーションビデオも上映されました。全国の職員を鼓舞し、また一年頑張るためのイベントだそうです。

インドネシアは「見せ方」がとても上手です。この手のイベントは毎日街中で開催されていて、イベント業者、演出家、カメラマン、デザイナーなど、周辺産業に従事する人がとても多い印象です。週末のカフェはデザイナーやSNS広報の仕事をPCでやっている人も多いです。

デジタル化も早いです。前出のパスカルは、設立当初からデジタルサービスを掲げていて、登録からサービス提供まで全てがオンライン・モバイルで完結します。社会保障実施機関であるBPJSのサービスも国民IDカード一枚でオンライン化、ペーパーレス化を達成しています。日本のハローワークがここ数年でようやく一部サービスをオンラインにしたことと比較すると、ここではデジタルの優先順位がオフラインより高いです。

裏返せば、日本のように高齢者に配慮する必要性がない若者だらけの国がインドネシアであり、政府もデジタルついていけない人は想定していない印象です。